Monday, May 31, 2010

Evernoteの収益モデル

私自身はあまり使ってはいませんが、良さそうなサービスがEvernoteです。自分が気に行った情報をどんどんため込んで行けるサービスで文字認識をするなど後から検索出来る機能も充実しています。「脳の拡張」だとも言われている様ですが、確かに情報は膨大に増えているのにそれを処理する脳はそれに対応して巨大化するなどと言ったことは残念ながら起こっていません。それをコンピューターの力を借りてWeb上の画像を検索しやすくしたのがGazoPaであり、その中から自分が気に行ったものを保管出来るのがEvernoteと言っていいかもしれません(ちょっと我田引水すぎかも・・・)。

今回はこのEvernoteのサービスを褒めちぎろうと言う訳ではなく、この収益モデルが参考になるかもと思って取り上げてみました。このEvernote CEOのLibinさんはこれまでもいくつかのスタートアップを立ち上げたシリアルアントレプレナーの様で良くいろいろなアントレプレナーの集いで講演している様です。

で、そこで興味深い数字を披露されています。

- ライセンス収入が$45,000/月に対し、有料会員の月額費用からの収入が$30-40万/月と多いこと。(会費は$5/月 or $45/年) 
- 310万ユーザーがいるがそのうち有料会員は68,000人。
- 新しいユーザーが有料会員になる割合は0.5%。2年以上経つユーザーが有料会員になる割合は20%。

やはりBtoBとなるライセンス収入よりも積み重ねを見込める月額課金の方が圧倒的に割合が大きくなっているのが面白いです。また、有料会員になる割合が0.5%、つまり99.5%の方が無料会員と言うのも興味深いです。

じゃあ99.5%の方が企業に取って困った存在かと言うとそうではありません。無料で使っていただいている方が満足していれば他の方にサービスを勧めてくれるからです。言わば善意の営業マンと言っていいでしょう。

問題はその割合です。有料会員から得られる収益では無料会員の方のサービスの運用に不足するのであればこのモデルは回りません。幸いEvernoteはすでに損益分岐点を超えている様です。

一方でSNSプラットフォームを提供しているNingは無料モデルを止めてしまった様です。これは有料会員の費用では無料会員を賄えなくなったのか、有料会員だけでも十分事業になるからか、レイオフしたので無料会員のサポート人員がいなくなったからか分かりません。

結局はこの無料、有料のさじ加減をどう取るかが肝になって来るのでしょう。

1 comment:

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