Wednesday, May 26, 2010

サンドヒルロード : ベンチャーキャピタルのメッカ

'Sandhill Road Take Me Home・・・'

すいません、Country Roadsでした。サンドヒルロードと聞いてビビッと来た方はベンチャーキャピタル(VC)業界の方か、私たちと御同輩の方に違いありません。サンドヒルロード沿いにはたくさんのVCが事務所を構えています。

私たちはVCから出資を受けている訳ではないので偉そうに何かを語れる訳ではないのですが、羨望の眼差しでこの地域を見るお上りさんとしてお話しさせていただければと思います。

サンドヒルロードと私たちの関係はこれまたTechCrunch50に遡ります(いい加減耳タコ状態だと思いますが、御辛抱の程を)。TechCrunch50でファイナリストに選ばれたことが決まり、そのプレゼン事前打合せが何とあの大手VC事務所であるセコイアキャピタルで開かれることになりました。セコイアキャピタルと言えばYahoo、Googleなどにも投資して来た名門VCです。そんな名門VCに行くことが出来るなんてとちょっと舞い上がっていました。

名門VCだから摩天楼の最上階に事務所があって、エレベーターにはビジネススーツで決めたかっこいい男女が乗り込んでいて、窓の外にはどこまでも続く紺碧の海が見える・・・。そんな妄想を膨らませてタクシーに行き先を告げました。

で、連れて行ってくれたのが2-3階建ての建物が続くのどかな風景の場所でした。ここにあるの? 妄想とのあまりの違いにしばし絶句したものでした。

そうです、このサンドヒル沿いには高層ビルではなくて低層ビルが立ち並び、たくさんのVCが入居しています。億単位のお金を投資する人たちは一見のどかな平和な場所にいたのでした。

先日、そう言った話をしていたら知り合いの方にサンドヒルはサンフランシスコの高層ビルよりも賃料が高いんですよ、と教えていただきました。こんなところに事務所があってもいいなと思っていましたが、'こんなところ'は一気に遠い高根の花になってしまいました。道理で入居者にVCが多い訳で地名がブランドとなっている訳ですね。 そしてそこにあるStarbucksでは錚々たる人々がお茶をしてたりするそうです。

私たちがお上りさんではなくなった時にまたご報告させていただきたいと思います。

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