Saturday, November 13, 2010

Bruin TVさんのビデオインタビュー

先日Bruin TVさんからビデオインタビューを受けました。今のところ真田広之さんの登場ビデオの下にあって何とも気恥ずかしい限りです。ビデオでのインタビューは今回初めてでした。

これまで何度か受けた活字でのインタビューでは原稿の最終確認は私たちでするもののあくまでも記事を書いた方の視点なので自分たちが話したニュアンスとは若干異なることがありました。インタビューをされた方が私たちの話をその様に感じられたと言うことなの、その違いも意味があることかと思います。一方でビデオでのインタビューの場合は私たちの言葉、しぐさなどがすべて動画に残るので私たちの想いがそのまま伝わることになります。時間が短い場合は編集されて全く正反対の意味になってしまった、と言うことが無きにしも非ずですが、今回は編集後でも9分以上もあるのでその様な心配はいりません。

人の目を通さず直接メッセージを届けられますし、YouTube、Ustreamと言ったツールが充実して来たのでこう言ったビデオを使ったインタビュー、メッセージ伝達がこれからもどんどん増えて行くのではと思います。

ただ、ビデオの難点は活字と違って一覧性に乏しいところです。今回のビデオも9分以上見ないと何を話しているのかの概要が分からないところが残念な点です。ビデオを自動で解析して概要を活字にしてくれたり、章立てしてくれるともっと便利になりそうです。私たちの類似画像検索技術もビデオの似たシーンが探せると言う意味では今後お役に立てる時が来ることでしょう。何しろYouTubeには1分に35時間分のビデオが登録されていますので。

Sunday, November 7, 2010

未来のビジュアル百科事典Qwiki

Qwikiは新しいビジュアルサーチエンジンです。今年9月のTechCrunch Disruptで大賞に選ばれた様です。ビジュアルサーチエンジンと言うと私たちGazoPaの様な画像そのものを使って検索するサイトも含まれる場合があるので少しややこしいですが、今までは検索結果に含まれるサイトをサムネイル表示すると言うものが多かった様に思います。2000台もサーバーを動かしていてつぶれてしまったSearchmeもそうですし、以前パネルディスカッションで一緒になったViewZiもそうです。

一方でこのQwikiはWikipediaなどのトピックをアルゴリズムで編集してロボット風の女性の声で読み上げながら関連写真を次々に表示して行くと言うモノです。まだプライベートアルファなので私もサンプルで試すことしか出来ていませんが、1分弱で関連トピックが声と写真で紹介されるのはなかなか面白いです。分からないことを機械にきくと何でも機械が答えてくれる様な近未来の検索がイメージ出来ます。

写真版Wikipediaであるfotopediaに似ているなと思ったら、fotopediaの写真も使っている様です。実際に検索クエリーを入れて試した訳ではないので例えば複数の言葉を入れるとどうなるのかなと言うことが気になります。サンプルは場所、俳優、自然物などがあげられているので検索クエリーを自由に入れてそれに合ったモノが出て来ると言うよりも、トピックが決まっている百科事典的なモノとしてイメージした方がいいのかもしれません。

ユニークだなと思いつつも実際に使う場合に毎回このロボット風の音声を聞きたいだろうか、と言うことも思いました。車を運転している時に声で質問すると声で返してくれるのであれば便利かなと思いましたが、そうするとビジュアルは要りませんね。

まだプライベートアルファなので今後どうなって行くのか楽しみです。