Sunday, June 6, 2010

位置情報戦争、Foursquare, Gowalla他

流行っているサービスを覗いてみるシリーズ(?)として位置情報関連を見てみたいと思います。GPS機能付iPhoneが普及するのに伴って位置情報を使ったサービスがどんどん増えて来ていますね。

FoursquareGowallaなどが最近勢いがありますが、少し前からあるものだとbrightkitelooptなどもありますし、GoogleもGoogle latitudeで参戦しています。Forusquareのファウンダーたちは、以前Dodgeballと言うサービスをやっていてそれがGoogleに買収されました。Googleは結局そのDodgeballのサービスを止めてしまったものの、似た様なGoogle latitudeと言うサービスを始めたのですから面白いものです。

代表的なFoursquareのサービスを見てみると・・・レストランなどの場所にcheck in、その情報は友人などにも通知される。check in 回数が多いとその場所のmayorになれますし、mayorになるとその店からクーポンがもらえたりする。また面白いのがバッジです。例えば違う場所に10回check inするとAdventurer、1ヶ月に30回check inするとSuper Userと言うバッジがもらえます。企業がスポンサーになっているバッジもあって例えばWall Street Journalで取り上げられたレストラン2つにcheck inするともらえるWSJ Lunchbox、雑誌luckyが紹介するブティック5つにcheck inするともらえるElite Shopperと言うものもあります。

日本で位置情報を使ったサービスと言うとコロプラとかケータイ国盗り合戦などを思い浮かべてしまってFoursquareなどに当たるものが何かは分かりませんが、少なくともこの2つは仮想空間、スタンプラリーと言った面が強く、アメリカのサービスの様に現実の友人関係を反映させると言ったものとは少し違う様に思います。

アメリカのサービスでももちろん同じ場所や近くの場所にいる知らない人と出会うと言う面もありますが、どちらかと言うとリアルな世界の友人と更にどう強くつながって行くかと言う面を重視している様に思います。そうなると友人が少ないと私などはあまり楽しめないのではと思ってしまいますが・・・。

check inの通知が来ても遥か遠くの場所のことだと現実感がないし、友人がそこにいるなら私も行く、と行ったことも遠いと出来ないのでこれらは生活圏の中でのサービスと言った方がいいのかもしれません。結局、ネットで遠く離れた場所のことを簡単に知ることが出来ても現実にはなかなか行けないので自分の手の届く範囲の場所、友人とうまくつながることが大切なのでしょう。

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