Sunday, November 7, 2010

未来のビジュアル百科事典Qwiki

Qwikiは新しいビジュアルサーチエンジンです。今年9月のTechCrunch Disruptで大賞に選ばれた様です。ビジュアルサーチエンジンと言うと私たちGazoPaの様な画像そのものを使って検索するサイトも含まれる場合があるので少しややこしいですが、今までは検索結果に含まれるサイトをサムネイル表示すると言うものが多かった様に思います。2000台もサーバーを動かしていてつぶれてしまったSearchmeもそうですし、以前パネルディスカッションで一緒になったViewZiもそうです。

一方でこのQwikiはWikipediaなどのトピックをアルゴリズムで編集してロボット風の女性の声で読み上げながら関連写真を次々に表示して行くと言うモノです。まだプライベートアルファなので私もサンプルで試すことしか出来ていませんが、1分弱で関連トピックが声と写真で紹介されるのはなかなか面白いです。分からないことを機械にきくと何でも機械が答えてくれる様な近未来の検索がイメージ出来ます。

写真版Wikipediaであるfotopediaに似ているなと思ったら、fotopediaの写真も使っている様です。実際に検索クエリーを入れて試した訳ではないので例えば複数の言葉を入れるとどうなるのかなと言うことが気になります。サンプルは場所、俳優、自然物などがあげられているので検索クエリーを自由に入れてそれに合ったモノが出て来ると言うよりも、トピックが決まっている百科事典的なモノとしてイメージした方がいいのかもしれません。

ユニークだなと思いつつも実際に使う場合に毎回このロボット風の音声を聞きたいだろうか、と言うことも思いました。車を運転している時に声で質問すると声で返してくれるのであれば便利かなと思いましたが、そうするとビジュアルは要りませんね。

まだプライベートアルファなので今後どうなって行くのか楽しみです。

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